SAR
合成開口レーダ(SAR)のキホン~事例、分かること、センサ、衛星、波長~
合成開口レーザー(SAR:Synthetic Aperture Radar)は、マイクロ波を発射し、地表で跳ね返ってきたマイクロ波をとらえるセンサ
ざらざらした表面ほど多く電波が返ってきて白くみえ、水面などつるつるした表面では電波が反射してしまうため黒く見えます。
観測周波数(バンド)、周波数の違いによって、何に反射して跳ね返ってくるかが異なる。
よく用いられるのは Lバンド(1〜2GHz)、 Cバンド(4〜8GHz)、Xバンド(8〜12GHz)の3つで順番に波長が短くなっていきます。
偏波、偏光と同じで、電磁波も波の傾きがある。物体によって偏波に対する反射特性が異なるので、物体の識別に使える
衛星に搭載されるセンサーにより、発信する電波の傾き、受信する電波の傾きが異なる
- HH : 水平偏波で電波を出して水平で受けること
- HV : 水平偏波で電波を出して垂直で受けること
- VH : 垂直偏波で電波を出して水平で受けること
- VV : 垂直偏波で電波を出して垂直で受けること