Chapter 3 基本的な使い方
Rcppで記述した関数を実行するまでの流れは次のとおりです。
- Rcppのコードを書く
- コンパイル
- 実行する
3.1 Rcppコードを書く
まずは、Rcppのファイルを作成します。下の例では、数値ベクターの要素の総和を計算する関数 rcpp_sum()
を定義しています。このコードを sum.cpp という名前で保存します。
#include <Rcpp.h>
using namespace Rcpp;
// [[Rcpp::export]]
double rcpp_sum(NumericVector v){
double sum = 0;
for(int i=0; i<v.length(); ++i){
sum += v[i];
}
return(sum);
}
##コンパイル
sourceCpp()
がソースコードのコンパイルと R へのロードをしてくれるます。
##実行結果