Chapter 4 Rcppにおける関数定義の基本形

Rcpp で関数を定義する際の基本形を下に示します。

  • #include<Rcpp.h>:Rcppで定義されたデータ型や関数を利用するために必要なヘッダファイルをインクルードします。
  • // [[Rcpp::export]]:この直下に記述された関数がRで利用できるようになります。
  • using namespace Rcpp この文は必須ではないが、これを記述すると、Rcppの変数や関数名にRcpp::を付ける必要がなくなります。
  • 返値型 関数名(引数型 引数){}:C++では関数の返値や引数の型を指定する必要があります。
  • return 返値:関数の返値は return 文 により明示的に指定する必要があります。
  • 引数や返値として標準 C++ のデータ構造を指定することもできます。詳細は 標準C++データ構造の項を参照。