Chapter 11 List

List の作成と要素へのアクセスの方法は、基本的には DataFrame の場合と同じです。ListDataFrame と異なる点は、List はその要素として Vector だけではなく S4DataFrameList など任意の型を保持できる点です。

DataFrame のページに記載された内容は、DataFrameList に置き換えても成立するので、詳細はそちらを参照してください。

11.1 オブジェクトの作成

List の作成には List::create() 関数を使用します。また、List の作成時に要素名を指定する場合には、Named() 関数または _[] を使用します。

11.2 要素へのアクセス

List の特定の要素にアクセスする場合には、リストの要素を ベクトルに代入し、そのベクトルを介してアクセスします。

List の要素は、数値ベクトル、文字列ベクトル、論理ベクトルにより指定できます。

11.3 メンバ関数

ListVector と同じメンバ関数を持っています。